2013年7月16日火曜日

46と47

酷暑が続いていましたが、昨晩は涼しい風が吹き始めて今日も暑さはひと段落。
何だか、秋を思わせます。

ちょっと夏バテがきそうな不安も若干ありますが…。

障害者陸上競技にはクラス分けがあります。
簡単に言うと、人それぞれに障害の度合いが違います。
僕のクラスは上肢障害に当てはまります。

上肢障害と言っても様々です。
指がない人。手首がない人。腕がない人。
上記があっても、全く動かない人。
多少は動く人。と様々です。

これを、同じように扱おう、と言うのがクラス分けです。
当然、専門の方がジャッジをします。

国際大会に参加するにはIPC(国際パラリンピック委員会)が
認めた人がジャッジしたのが条件です。

以前は上肢障害は46クラスのみでした。
北京パラ終了後に46クラスを細分化する動きがありました。

肘がある、ないで分けようと…。
様々な経緯で、46の細分化は最終的には流れました。

ロンドンパラ終了後の改めて、46の細分化の話が…。
今回は細分化されるようです。

ザックリいいますと。
46・・・肘がないひと
47・・・肘があり、手首がない人となります。
48、49もありますが、国際大会での実施はありません。(主に指のない人)

46、47に関しては機能障害も含まれる訳です。
僕にように、腕はあるが機能全廃や機能が著しく制限される人。
この辺もクラス訳は難しい作業です。
(僕は結構全廃なので余り複雑なジャッジは不要のようです)

以前から公平な状況で競技してみたいと言う希望はありました。
肘がある、ない、肩関節が動く、動かないでは全くパフォーマンスに差が出ます。

でも、規則は規則である以上は仕方のないことです。
とは言うものの、人間が決めるルールである以上、変更の可能性はあるわけで…。

現に北京後に46の細分化は遡上に上がったが、各国の反発で流れた。
(当然その中には日本も含まれます)

で、今回の46の再度の細分化の動き。
今回は細分化で動いている事は事実です。
運用方法は未定ですが。

クラスは46、47に分かれるが競技は同じで開催されるような雰囲気です。
何のための細分化か分かりません。

とは言うものの、クラスが分かれれればランキングも変わるでしょう。
が、パラなどへの選考はメダルが取れるか否かのラインです。
46、47が同じで開催であれば今までと選考選出し関してはなんら変わりません。

この辺の事情はまだ細分化後、まだ日が浅いく国際大会も少ないので不明です。
今後世界選手権(フランス)、IWAS(オランダ)が開催されるので見守りますね。

あと、心配なのが種目の削除です。
北京パラでは、僕の専攻する三段跳はありませんでした。
ロンドンパラでは復活しました。

北京前に関係者に三段跳の復活はないか?と尋ねると
一度削除されたら復活と言うのはほとんど無い。との回答でしたが
ロンドンパラでは…。

人間が決める事なので…。

その辺も勘案すると、三段跳の種目削除の可能性も否定は出来ません。
前回46の細分化時に各国が反対したように、今回も日本も当然含め、
そのような話題時には是非反対していただきたいですね。

細分化で嬉しい反面、種目の淘汰…。

そんなジレンマとも戦いながら、日々精進しますね。

本当に難しい問題ではありますが…。

でも幸いな事に障害者舞台で淘汰されても、マスターズの舞台があるわけで…。
マスターズでは障害は全く加味されませんが、まあそこは承知のうえです。

本当に幸運ですよね。

日曜日行く予定の床屋さんに土曜日に前倒し。
バーションジャクソンのイメージでしたが、残念ながら作るパーマでは
2歩手前程度が限界ですね。

まっ、ハーネーハクションと言った所でしょうか?ε- (ー ^ )

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