2015年11月14日土曜日

ラオスから

ご無沙汰しています。
ラオスへ11月6日に入りました。
日本との時差はマイナス2時間です。

今日はだいぶ涼しいですが、暑いです。
完全に持って来た洋服を間違えました。(ジャージ関連)
もはや、顔がこげ始めてきています。

到着翌日には、スポーツ省へ訪問して挨拶も無事に終えられました。

2020東京大会へ向けての強化、指導ですが、直近の大会2015ASEANパラゲーム@シンガポールへの強化練習中です。
この大会には、ラオスの視覚障害者男子3人、女子1人が参加します。
(僕も大会へはチームの一員としてでなく、見に行くという立場で自己負担でシンガポールへいきます。)

到着翌日から、実務に恵まれ競技場を1日2往復しています。
当初は足がないので、トゥクトゥクを利用していましたが、ランニングコストを考えると馬鹿にならないので、自転車を購入し片道5kmを通っています。
(*午前、午後の2部練習でどちらかない日もある)

ここへきて、競技場への道中でようやく余裕が出始めて、寄り道も出来るようになりました。
幸い、お腹を壊すこともなく健康面では今の所は問題ありません。

今の状況(大会前の強化練習期間)は恐らくこのままは続かないでしょう。
ですが、ラオス人コーチの知識はしっかりしています。
間違いありません。

ただ、練習の量が非常に多い。
技術練習が少なく、サーキット、インターバル的なトレーニングを好む傾向があるように見受けられます。
(僕らが冬季練習で多用する手法(段)ですね)

選手とコーチの関係も良好に見受けられ、選手は精一杯頑張っています。
ラオス人コーチの知識がしっかりしている以上、僕は余り口出しせずに選手の動きの中で悪い部分を修正したり、質問を受けた際に答えるという立場です。

初日に重要3項目だけは何としても伝えたかったので、伝えることができました。

昨日、タイムトライアルをしたのですが、男子T11 100mで12”35。200mで25”45(?うるおぼえ)でした。
いいタイムです。
ASEANパラゲームのレベルが分かりませんが、メダル候補だと思います。
(全ての面で固くなりやすタイプなのでそこに不安要素あり)

見事メダルゲットし、ラオススポーツ省の大会終了後の継続的な支援が受けられれば、こんなに嬉しいことはありません。
(大方の予想だと、パラゲーム終了後には支援が中断し、大会前に再度強化練習を再開するのでは?という見方)

この辺はカンターパートナーのTOUNさんにも確認したが、まだ何も決まっていないということでした。

この状況が続いて行くようであれば、きっとラオスチームは素晴らしいチームになると思う。

練習グランドへは健常者の陸上選手やサッカー選手も練習している。(プロアマ問わず)
彼らを見ていると、ラオス人はバネの利いた走りをしているし体幹も強いのだろう。
きっとそのような人種なのではないだろうか?
ここにもっと技術面が導入されれば、きっとアジアの中でもトップクラスへ食い込めると感じている。

とりあえず、ラオスへ入り無事に一週間が過ぎました。
お陰さまで、元気にしております。

購入したした自転車で競技場まできてます。



カウンターパートナーのTONU(トゥーン)さんと

ラオス人のSD指導















ラオス選手

















補強の様子













ラオスプロサッカー選手(カメルーン)が挑んできました。














戦略会議中














ここへきて、ようやく余裕が生まれ始めたので遅くなりましたが、現況報告がてら…

本日も長文にお付き合いありがとうございました。
多謝、羽根.

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