暑いラオスからの更新です。
とは言え、早朝は気温も下がりはじめ、朝の競技場向けの自転車だと多少の肌寒さを感じます。
とは言え、日中は34度前後まで上がりますが…
これから、2月にかけては一番気温が低く過ごしやすい日が続くようです。
さて、いよいよASEANパラゲーム@シンガポール大会が近づいてきました。
代表選手団に支給される、バッグ、ジャージなども届き選手のモチベーションも上がってきているように感じられます。
ここで少し気になる点が…
練習量の豊富さは前回触れました。
が、この時期としてはまだまだ多く感じます。
選手自身も、痛む箇所があるようで気になります。
(コーチには伝えています)
別メニューになるのですが、少し調子がいいとまた走り始めて再度痛める…という感じです。
基本的に痛むから休ませるという手法はとっていません。
ピーキングの重要さの価値観の違いから来るのでしょうが…
専門的な知識は十分あるだけに、もう少しこの部分を掘り下げられるように、お手伝い出来ればと考えています。
カンターパートナーのTOUNさんも当然、選手によかれと思っての練習メニューを組んでいるのは十分に理解しているつもりです。
この辺のさじ加減というか、すり合せというか…
上手く真意が伝わるように努力が必要になるでしょう。
現段位で考えていることは、超回復のメカニズムを伝えて理解してもらい、それプラス、栄養学の必要性も同時進行で伝えて休養の重要性を理解してもらうように考え中です。
(現地の食料、金銭的事情などは別問題)
その上で、ピーキングに対する考え方を新たに持ってもらえればと思います。
これはなかなか難しい問題のような気がします。
先日、ラオス人の健常者で110H選手が指導にあたってくれました。
SDを見てくれたのですが、言葉の壁を痛感しましたね。
ニュアンス的なものがスムーズに伝わり、大胆に教えることが出来ていました。
選手も手応えを掴んだように見受けられました。
そこで覚えた動きなどを、修正、指摘するのが僕の役目です。
この辺のバリアのなさ、フランクな感じは日本では見ることのない風景だと感じました。
ここへ来て、ガイドランナーとの伴走で走ることも多くなりました。
経験の少ない選手はガイドが付くことで、ペースが作れていい結果になることもしばしば…
(ガイドランナーは管轄省庁の方です)
もう少し、伴走の時間を費やせばもっともっと好記録が期待出来ます。
このガイドとのタイミングも心配要素の一つです。
とは言うものの、着実に実力が上がってきているのは事実です。
出発まで約1週間。(11/28)
疲れが上手く抜けて、痛みもなくワクワクする気持ちで当日を迎えられることを祈ります。
支給品
ラオス人の110H選手
SDは110H選手だけあって立ち上がりが早いですね。
本日も長文、ご覧いただきありがとうございます。
多謝、羽根。
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