相変わらずの雨期で雷雨が激しいラオス、ヴィエンチャン地方です。
とは言え、長く降る時もありますが朝から晩まではほとんどなく、練習は順調に行なえています。
昨日の練習では選手と一緒に200m×3本を行ないました。
間の休憩は10分。
昨日はKenくんとPonちゃんの2名。
Kenくんは3本走り、Ponちゃんは2本。
Kenくんはここ最近伸び盛りです。
ですが、距離が長くなるとガクッとタイムが落ちます。
身体が立ち気味になり脚が空回りする傾向が見受けられます。
試行錯誤して、修正しているのですが一筋縄では行きません。
70mまではいいんです…
僕の指導力不足ですね。。。悔しいです。
200mになるとだいぶ失速感があり悩んでいました。
前半を80ー85%程度で入るように伝えても、突っ込みきれないようです。
なので、昨日の200m×3本に繋がります。
なかなか他の人と走る機会もないので、よし、引っ張ってやろう!と。
ペースメーカーですね。
とは言え、自分がもつか非常に不安でした。
1本目は初めから付いてきません。
2本目は多少抑え気味で前半を走り付いてこさせ、コーナー出口からスピードUPして徐々に離していく作戦をとりましたが、後半に追いつかれそうになり何とか数cmで勝ったか同タイムでした。
3本目は初めから付いて来られ、後半離されました。
図らずも3パターンを上手く体験させることが出来ましたので、今後に繋がることを期待します。
走り終えて、酸欠からの気持ち悪さまではいかなかったのですが、立っていられず、またケツ割れもし倒れ込むと選手が心配してくれます。
どうやら、本気で走るとこういう状態になることが今一つ分からないのかな?と感じました。
指導でも、本数を少なくし、もう一回もなくして決めた本数内でベストを出すという方向性の練習にしていますが、まだ、本気を出すというのが分からないように映ります。
想像ですが、一日の練習を余裕をもってこなす、という方向に見えます。
手段の目的化になっている気がしますので、徐々に改革していきます。
ここ最近、選手があまり元気がないのが非常に気になります。
体調も悪くなく、痛い所もないようです。
本人は言いませんが、恐らく多少のホームシックだと思うのです。
我々の想像を越えるバックボーンがあるのでしょう。
我々は、選手が決めたことに対して尊重、応援することしか出来ません。
例えそれが、競技を辞める選択をしたとしてもです。
繰り返しになりますが、それぞれのバックボーンは知る由もないんです。
時折見せる彼らの寂しそうな顔を見ると何とも言えません。
そんな彼らと縁で巡り会えた。
上手く書けませんが、選手達を知れば知るほど彼らの大変さを実感してきます。
彼らが少しでもいい方向にいけるようにお手伝ができれば嬉しいです。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
多謝、羽根。
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