2017年3月18日土曜日

餅は餅屋


ラオスのADDPにインターン生が来てくださっています。
一人は大学一年生の女性で、6週間の予定を間もなく終えようとしています。
もう一人は大学三年生の男性で、一週間の予定を本日(3/18)に終えます。

男性は大学ではATを専攻して、陸上競技も実際にクラブチームで指導もしているようです。
滞在中は、ADDPの業務などの手伝いや補佐などがメインです。
ちょうど、車椅子バスケットの4県対抗戦(ラオス初の試み)の準備期間中で多忙を極める中、合間をうまく利用してくれて2日間、陸上競技を見てもらうことができました。

ちょうど、ケガ人もいたので診断と対処方法やリハビリや強化方法などについてアドバイスを頂けました。
選手は普段、マサッージ師として働いている人もいますが、受ける身になるのは初のようで、ましてや症状の確認方法なども初体験のようです。

各選手、真剣に聞いたり質問していたのが印象的でした。
なかなか諸事情で難しい問題はありますが、違う世界を見れることはいい経験だと思います。

当然、全ての症状が当てはることはないですが、僕は選手の延長線ですので、この分野に関しては素人ですので、僕自身の知識が深まりました。
ATさんがいると心強いですね。本当に欲しいと思いました。

前記していますが、ラオスでも徐々に国内での予選会を開催して行く方針です。
車椅子バスケットもその一環で、選抜チーム編成に大きな役割を果たしています。

陸上競技も当然行う予定でしたが、実際に蓋を開けてみると競技会へ参加できるレベルまでは程遠いことが見えて来ました。確かに障害者は存在していますが、やはりスポーツとは無縁の生活をしている方々がほとんどです。

そこで、ADDPが普及、啓蒙しているユニバーサル・スポーツ(年齢、性別、障害の有無関係なしでできるスポーツ)が徐々に浸透していき、スポーツの素晴らしさを実感してもらいその延長で代表選手(チーム)の底上げが期待でると考えています。

ラオス障害者陸上チームが参加する大会は2017年9月17~23日の予定でアセアン・パラゲームがマレーシアのクアランプールです。(なかなか試合がないのが悩みの種です)
この大会は2年毎に開催されるアセアン加盟国のアジア大会です。パラゲームの前にはSEA GAMEという名称で開催されています。アセアン地区ではこの大会がオリンピックよりも重要視されている面があります。

徐々にその大会のイベントなども行われ始めています。

SEA GAMEとASEAN PARA GAMESのイベント
痛む箇所についての説明を受ける選手たち

本日もご覧いただきありがとうございました。

多謝、羽根。

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