2017年6月10日土曜日

記録の移行(掘り下げ)

蒸し暑さとスコールに見舞われている、雨期のラオス・ヴィエンチャン地方。
昨年と比べて雨量が多い気がしますが、どうなんでしょう?
先週も触れましたが、今回は少し掘り下げてみたいと思います。

週末にタイムトライアル(以降、TTと表記)を再開できて嬉しい限りです。
記録も順調に推移していることは先週、お伝えしました。

今回のTTは100m・800mでしたが、欠席者がいて残念でしたが双方とも合格点で終えることができました。

100mに関しては、あくまでも手動計測ですがアベレージで11秒台です。(T12選手・Kone)
今回はスターティングブロックがなく、向かい風も1.5m程度での11秒後半です。

もう一人のT13クラスの選手(Ken)も順調に伸びてきて、もう一息で11秒台です。

T46クラスの選手(Jeck)もここ最近、見違えるほどの動きで13秒2台です。
当初から比べれば天と地ほどの差です。
記録は取っていませんが、15秒台ではないかと想像できるレベルの走りでした。

800mに関しては、あくまでも練習ですがPB更新です。
本人は自信があったのでしょう。記録を見てがっかりしていました。
この選手(Xay)は非常にお調子者で、その性格がいい方向に出ればいいのですが、ここ最近よくない方向に出始めて危惧していました。

中距離なので、カウンターパートナーが担当ですが、仕事の兼ね合いで来られない日も多く自分で練習内容を組んで行くことで合意しているようです。
(カウンターパートナーと種目のデマケについては確認済み)
コーチが来ないと、様々な言い訳をつけて練習しています。
TTの前日に少し強めに注意して少しは分かったようでしたが、今回のTTの結果ではっきりと理解したようでした。

終了後に、練習をどう行なうのも自由だが、結果がどうなるかも自由だから…とも付け加えました。
僕に似ている性格なので、この意識がいつまで続くのか楽しみです。


短距離は、ここから先が非常に厳しい局面です。
以前、TTを中断した経緯の一つでもある「怪我」。
本当に身体の柔軟性がなく、すぐに怪我に結びつきます。

以前から柔軟性の重要性は伝えていたのですが、本人たちは、さほど重要視しておらずに怪我に結びついてきました。
怪我や柔軟性不足からの不調が長引き、自身も不安になってきたのでしょう。
少しづつ、柔軟性を出そうと努力し始めてきましたが、急激に柔らかくもなるはずもなく…。

ですが、ここへ来て協力者が現れて、徐々に良い方向へ進んでいます。

長いTTの中断から開けての1回目で11秒台が出たこと、今回の向かい風の11秒台で今までの過程が間違っていないことを改めて実感したようです。

また、故障中の選手へのアドバイスも上手く行って選手もそれなりに納得しているようです。
なかなか、自身のことではないので難しい判断ですが多少は多いと思っている経験をフル活動させています。

とは言え、少しきつい練習を行うとリバンドが必ず来るので、そこを気をつけなければなりません。
僕が練習終了後に飲んでいる「豆乳」。
選手も飲み始めて来ました。
ただ、金銭的な面で毎日は飲めないと言っていますが、その実行力が大事なんです。

少しづつ、言っていることが実感として理解できてきているようです。
誰のためではない、全ては自分自身のためです。

だんだんと成長している選手たちへの応援を、今後ともよろしくお願いいたします。

久々の全員集合
他種目へ行った人、来れなくなった人もいましたが、このメンバーです。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

多謝、羽根。

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