2017年9月25日月曜日

私的感想

24日の22時ころ、無事に自宅へと着きました。
アセアンパラゲーム@マレーシアへコーチとして参加。
競技の詳しい内容、結果などについては他で触れているのでここでは東南アジア情勢を私なりの観点で伝えてみたい。(陸上競技限定)

専門知識もなく専門家でもないので、あくまでも単なる戯言となってしまうが、その辺はご容赦願いたい。
また、文献なども勉強していないので矛盾なども合わせてご勘弁願いたい。

前回のシンガポール大会(2年前)の大会も見たが今回も改めて東南アジアの可能性を見せつけられた。
前大会は、ざっくりとした感想で各種目のトップは世界クラスであると書いたと記憶している。
今回はもう少し冷静に観察できたかなーと。。。

具体的には、「インドネシア」「マレーシア」。
インドネシアは骨格がモンゴロイドというよりアングロサクソンに近い。
(マレーシアやフィリピンにもその傾向は多少見受けれれるが)
少し選手とも話したがコーチはいるといっていたが、アップではアドバイスの様子・姿もなく選手もアップの動きからは程遠いフォームでレースを走っている選手の姿が印象的だった。

マレーシアは大柄な選手で投擲が強い印象を受けた。
走る・跳ぶでも強い選手はいたが、何となく速い・跳ぶって感じで何となくだが鍛えればあそこまでは届くかなーと思える感じ。

「タイ」は何となくだが大所帯すぎて収集がつかず、強化はしているのだろうが上手くいっていないように見受けられた。
今回、数種目では男子はタイは完全に射程距離内に入った。

義足などのテクノロジー部門はまだまだ世界クラスにはまだ及ばないが、上肢や視覚などの選手の身体能力の高さには目を見張るものがある。
車椅子についてはタイはご存知の通り世界クラスではあるが、徐々に他国も追従してきつつある。

運営面については、出発前は何故、IPCに登録しない(できない)のだろうかが大きな疑問の一つであったがそれも正解ではないかもしれないが、自分なりに納得できた。
日本の国民体育大会(国体)の後に行われる、全国障害者スポーツ大会(全スポ)の運営と酷似している。
良い悪いは別問題として、この大会はきっとこの運営でいいのだろうなーと思った。

ただ、この上(IPC公認大会など)を目指し大会へ参加するとなればこの大会を基準とすれば大変な目にあうことは容易に想像がつくので、そこはラオス側へは十分に注意喚起していきたい。

我々、ラオスも十分に進化した。
が、他国も進化した。
出発地点が違うので、同じ伸び率では差は縮まらない。
射程距離に入った種目もある。
同じ伸び率ではない証拠だ。

今回のアセアンパラはIPC未公認で選手もIPCクラスを持っていないが、大会自体は電気計測であった。
男子T12クラスのラオス選手は100m・200mでリオパラリンピック参加標準記録の”B標準記録”を突破してきたことを最後に伝えたい。


閉会式にて
炬火をつまんでるつもり…笑
本日もご覧いただきありがとうございました。

多謝、羽根。

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