2016年9月3日土曜日

第一回

9月に入りましたね。
日本は秋の気配をみせているのでしょうか?
気温だけを見ると、“残暑お見舞い申し上げます”という言葉合う感じですね…

ワークショップ週間も無事に終える事ができました。
25日の水泳教室から始まり、9月2日の陸上教室で終了。
それも、陸上競技についてはインクルーシブ陸上教室です。
(ここでのインクルーシブという言葉は、健常者・障害者を分けることなく一緒に行なうことを意味します)

ラオスで初めての試み。
ラオスでは画期的な出来事ですが、ASEAN地区及び、日本でも実現出来ていない試みです。

栄えある、第一回目の教室にふさわしく日本から素晴らしい講師をお呼びすることが出来ました。
「為末 大」さんです。詳細はご存知だと思いますので割愛いたします。
為末さんには、29日、30日の両日に教室を実施して頂け、36名という指導者・選手が集まりました。(リオオリンピック選手も参加していました)

実際の教室では、笑顔が絶えない非常に有意義な教室で、参加者は一挙一動も聞き見逃さないようにしているのが印象的でした。

改めて、為末さんの実績以上に懐の広さを垣間みることのできた教室でした。
その後、31日、1日、2日は僕の座学での講座です。
為末さんのドリルや、自分が体験・実践してきて良かった物などを落とし込むべく務めました。

座学については、ほとんどが地方の指導者候補となり参加人数は少なくなりましたが、最後には初めて聞く事ばかりでとても勉強になったとの言葉を頂きました。
地方の指導者候補というのは、教育スポーツ省の職員で地方において障害者スポーツの普及・指導・育成・スカウトなどを担当します。
様々な問題があるようですが、スポーツ省が本気で障害者へのアプローチを開始したのが伺えます。

本来は、健常者・障害者共々の選手、指導者に参加して欲しかったのですが今後へ期待します。

長いようで短かったワークショップ週間。
今回、無事に終える事が出来たこと。

僕にとっては最大の財産の一つです。
今後、どのように発展・継続させラオスへの一助になれるのか?

終わりは始まりです。
今後も、ご声援よろしくお願いいたします。


為末さんの指導の様子

教育スポーツ省への表敬訪問


僕の座学のイメージ

本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

多謝、羽根。

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