2018年10月27日土曜日

失業中、続

相変わらずやることがありません。
気力も湧いてきません。
無い無い尽くしです。
まあ、そのぶん本を沢山読めますが…


2020年に向け戦略をたてないといけません。
潤沢な資金があれば記録だけを気にすればいいのですが。。。
数少ないなかで記録を出さないと…(って、標準記録もまだ未発表ですが…)
これってきっと逆の立場になれば、逆のこと言ってるんでしょうね、笑


内部事情ですが、選手たちの環境も変わり難しい面も多々あります。
コーチといいながら、技術面だけをみるという訳にもいきません。
生まれたばかりのNPCです。
何年何十年かかって洗練されている国とは違います。
でも、日本にいては経験できない知ることのできない分野も見ることもできています。


今回のアシアパラでだいぶ仕事を落とし込めました。
ここを押さえておけば最悪の事態は免れることを中心に。
ただ、大会ごとにシステムなどが変わるので臨機応変に対応することが重要だとも。


今後、僕がいなくとも大丈夫なように。
僕の変わりに選手が1人でも多く行けたほうが良いですものね。


行きたければ、我々は自費で行くことも可能なわけですから。
その辺の意味を履き違えたり仕事もしない馬鹿者がいることも確かで情けなくなりますが…こういう人って自覚してない(できない)のがまた厄介…笑
(まあ、こんな事言うから嫌われるのですね、たとえ事実でも言っていけない、という考えのほうが多数なんでしょうね)。


何とか生きているあいだに軌道にのれば嬉しいですね。


写真は内容とは無関係
先日行った、ナムグムダムで乗った船首からの写真

本日もご覧頂きありがとうございました。
多謝、羽根。

2018年10月20日土曜日

失業中、笑

遠征中に溜まっていた私用も一段落したと同時に何もやることがなくなった羽根です。
帰って夏バテのような症状に悩まされ体重も減ってきたので、食欲を戻す計画を立て見事に復活しました。
計画とは、うーん、、、ビールを呑んで食欲増進です。
嘘のような単なる言い訳みたいですが、見事にハマりこれからは食事を制限する方向に切り替えます、笑。

2週間禁酒後のBeerLao&カオピアック

アジパラも終了し、練習も今月一杯は休養にするつもりです。
今後の予定としては、3月のドバイを予定していますが果たして…
何せ国内大会がないので非常に難しいです。
ドバイがダメな場合は北京オープンを考えています。
だれか、スポンサーをお願いします!!

それと、毎日新聞で僕の記事が掲載されました。(10月8日の毎日新聞の朝刊)
また、日本での取材もありジャカルでも取材して頂き丁寧な記事にして頂けました。
https://mainichi.jp/articles/20181008/ddm/041/050/070000c
(有料記事ですが1か月無料です)
ラオス選手の競技開始に合わせての掲載など色々とお心遣いを頂きました。
当然なのでしょうが、記事ってちゃんとウラを取り正確でないとダメですね。

自分の思うように物事が進まず、うーんって日もありますが心に波風が立たないように受け流せるように心がけていますが、「言うは易く、行うは難し」ですね。

本日もご覧頂きありがとうございました。
多謝、羽根。

2018年10月13日土曜日

ジャカルタ・アジアパラ終了


無事に終了しました。
本日、夕方からの閉会式出席し明日の午前中に選手村を出発し、19時ころにラオスへ着きます。

今回の結果
Kone T12 
100m 12“06
200m 24”36 共に予選敗退


Ken  T13 
100m 11“78(PB・リオB標準突破)5位
200m 24”41(PB)5位


S
phone T13
100m 15“05 6位(PB)
400m 77”01 5位

以上でした。

この大会の目標としては、国際クラス分けの取得とリオパラのB標準記録突破でした。(2020東京大会は未発表)
結果として、国際クラス分けは予想通りの結果で4年後の再検査で取得出来ました。
競技に関しては、1種目の突破に留まりました。

競技終了後に監督と総括を行いました。
言いたいことを言うタイプです。
1種目のみ突破に留まった原因は、はっきりしていて監督も理解していました。
現況の状況を鑑みるとこれが限界で、もう1ランク上を目指すにはある程度の支援が必要になると。
粗悪なガソリンや軽油ではジェット燃料には勝てないという図式です。
国やLPCとしてどこまで強化したいのかを確認し、今回の失敗原因を繰り返さないように伝えました。
目標はラオス陸上選手の記録向上で標準記録突破での2020東京大会への出場です。


自分自身がポジションやコーチにしがみついている訳でもないし、本当に必要なことを伝えて、その上で生意気だとか言われクビなればそれはそれで仕方ありません。
選手第一に考えその後押しをする。
当然選手本人も今までとは違い本人の意志を伝えるのも重要です(この辺は社会主義の国なので非常にナイーブな面ですが監督は理解してくれています)。


少し休養して新たな目標に向かい進んでいきます。
引き続き、ラオス選手へのご声援よろしくお願いいたします。
競技終了後に希望者で散歩に行きました。

本日もご覧いただきありがとうございます。
多謝、羽根。

2018年10月5日金曜日

歴史の1ページ

ジャカルタに来ています。
気温はラオスとあまり変わりませんが、蒸し暑さがあり日本のような感じの暑さです。
たくさん食べて体力を付けて備えようとしたら、みんなに顔が丸くなって太ったなーって言われる始末…。
エネルギー不足で寝込むよりマシだという言い訳で乗り切る予定の今日このごろです。


ラオス陸上界にとって記念すべき日が訪れました!
念願の国際クラス分け取得です!これがなければ2020東京大会への参加は不可能です。ラオス政府はじめ、LPCや教育スポーツ省が選手団として派遣してくれたおかげです。この大会の参加は厳しい条件もあり、難しいと思っていたので喜びも倍増です。
クラス分けを取った以上は継続しなければ意味がないので、ここからがスタートですね。
(維持についても難しい問題が山積しています)


選手も日々成長しているように見受けられます。
個人が考えて行動出来るようになり、国際大会などへも個人レベルで参加できるようになるのが僕の理想です。(理想と現実は別問題で、そのへんはまた今度、笑)


何はともあれ、僕の任務の一つでもあることが実現しました。
任務の半分くらいは終わりました。
全員のクラスが確定したあとの一枚
僕が頭になって引っ張っていくのではなく、あくまでもラオス人による指導・強化・底上げです。その基礎部分を作れば僕の役目も終わりです。
LPC
から、「いままでご苦労さん!お前の役目は終わったよ!」って言って貰うのが最大の評価だと僕は考えています。当初は2020東京大会に僕は“選手団の一員で“と思っていましたが、そんなことはどうでもいいことで、ラオスが一人でも多くの選手が参加出来て、勝負出来るレベルまでに引き上げることです。


色々な意見があるのは承知ですが、僕が携わっている以上参加するだけでは意味はなく、そこで勝負が出来ないと意味がないと考えています。幸い、アスリート・ソサエティの為末さんも協力していただけると心強い言葉も頂けましたので、新たな目標に向かい進みます。
我々は、8日〜11日までの競技予定です。徐々に士気も高まっています。
今後、忙しくなり更新は難しいと思いますので今日の更新としました。

日本から取材に来てくださり終了後の一枚

本日もご覧頂きありがとうございます。
多謝、羽根。