2021年9月19日日曜日

思うに…

今回も少し間隔が空いての更新です。
まあ、深い意味はないです。

ただいま、隔離中です。
あと4日間程度で開放される予定です。
昨日(18日)にPCR検査しました。

東京パラ参加に当たり伊勢市で事前合宿、東京パラ選手村滞在、伊勢市での事後報告会(Covidの関係で交流中止)、帰国後2週間の隔離(⇠いまここ)でここまで来ました。

伊勢市での事前合宿、事後交流、東京パラ選手村では毎日(およそ約1ヶ月程度)PCR検査。日本出国時、ラオス入国時、隔離期間のPCR検査とこれでもか?ってくらいの検査・検査ですね…おかげさまで全て陰性です。検査費用もばかにならないでしょうし、自分自身が陰性者を証明できているので安心感は非常に強いです。また。現在の隔離ホテルも素晴らしいホテルです。
上記の内容、全て自己負担なく本当にありがたい話です。
ここまで6年弱、ボランティアでしたのでここまでの対価としてありがたく受けます。

ちょっと話題を変えて。。。今後についてですね…
東京パラが終わってやり終えた感、満載でした。燃え尽き症候群的な…。本当に終了と同時に何もやる気が起きませんでした。ぽっかりと穴が空いたように。
いろいろな考えがあって当然ですが羽根的には”自立”を最大目的としています。これは以前から言ってます。分からない・知らないことは教えるよ、ただ、それをいかに自分たちのものにするかが長い人生でとても重要だと実体験で思えたからこそですね。いつまでも誰かに頼っているようじゃ何も成長しない。

今回の東京パラ参加で全て形は整いました。事務方さん、素晴らしかったです。今回、本当に重要なことについては徹底的に落とし込みました。ここさえ外さなければOKというポイントを。任せて大丈夫です。ここがしっかりしていればもう大丈夫。最大の問題は現場サイドです。ここも選手自身がしっかりと把握できていれば乗り切れますので選手にはちゃんと落とし込みました。


そう、全て形は整いました。ただ、羽根的にです。
ここまで作るのが好きなんでしょうね。
このあとは興味が無いわけじゃないですがイニシアティブは譲ります。
だからといって”もう知らないよ”ではなくオブザーバー的に関わることは”やぶさか”でないです。ただ、あくまでも主役はあなた、私は縁の下。なんですよ。


ここでいつも意見の相違があるんですね。
意見の相違なんてあって当然です
ただ、羽根的にはこれから先は自分たちの力で発展させるべきだと。。。
なのでどこにも属さず群れずに進んでいきます。進んでいくだけの仕事があるかどうかは別問題…

だから好き勝手にやりますよ。これ言うと投げやりっぽく見えますが…。決して投げやりではなく大外から見てて本当に困ったときには相談してくれれば手は差し伸ばす、ってスタンスです。

越冬出来なかった渡り鳥にあるおじいさんが餌を与えていた。
毎年餌をくれるので渡り鳥は越冬することを忘れた。ある日、そのおじいさんは亡くなった、越冬を忘れた渡り鳥たちは全て死んでしまった…誰かに頼ると自立が難しくなる一例だと思います。


ということでパラ陸上はこれで一段落。
まあ、2020東京パラへの5カ年計画でもあったわけだし。

で、今後。。。
今後、”ぎそくの図書館”を形にしたいですね。
これもある程度流れが出来ればそこでイニシアティブを変える。


健常陸上女子も練習見てほしいと言われていますが、これはちょっと色々とナーバスな部分がある。

支援とかいろいろな方法・手法があると思う。
幸い、羽根の場合は政府関連といい関係を作れてきているのでそこをバックボーンとして進めていけば現地の人が指揮を取ることはさほど難しくは無いと思う、ただ、国自体がまだまだ発展途上なので我々目線だと進んでいない感は出てくるだろうがそこは仕方ない部分でケースバイケースで解決するのがベストだと思う。

これとは別で全く個人で支援している人もいる。
残念ながら羽根にはそこまでの力も財力も人脈もない。
これは本当にちょっとやそっとでは出来ないことだ。
そんなパワーがどこから湧いてくるんだろう。
まったくもって頭が下がる。

でも、これが正解でそれは間違い、ってことは無いんじゃないかと思う。
そのための手法・方法なんて違って当然だ。その土地・国で置かれている状況も違うし本人の考え方も違う。
重要なことは”他者を思いやる心”だと考える。


自分たちの立場を守るため、自分たちが成り上がるための支援じゃない。
そんな輩がいるのも残念だが事実だ。


誰か一人でもQOLが向上すればそれはとても素晴らしいことだと羽根は考える。


なのでSNS関連も更新間隔が空いたりすると思います。

そんな感じですね。
今の心境。




本日もご覧いただきありがとうございました。
多謝、羽根。


2021年9月9日木曜日

未更新、失礼しました

ご無沙汰しております。
表題の通りで申し訳ございませんでした。

言い訳としては、2020東京パラリンピックに参加していて更新するタイミングを逸しました。大会(競技)終了すればどこかのタイミングで更新できると思っていましたが、それも出来ないくらい「精根尽き果てた」とも言い訳できます。
でも、本当に精神的に疲れて、終わったと同時に抜け殻のようになり何も手につかない状況になりました。

ラオス人選手(Ken)結果
11”72(PB)6/6 予選敗退

残念ながら目標としていた記録には届きませんでした。
PBはPBなんですが、練習での記録に遠く届きませんでした。

予選通過ラインは11"14でした。
目標記録を達成しても予選通過は厳しかったです。
当然といえば当然なのですがレベルが上っています。
ラオス選手(T13)だけではなく全てにおいて。


おかげさまで、羽根自身もメディアなどに取り上げていただきました。
途上国の現状が少しは発信できたのかな?と思っております。
どのような方法でも途上国の現状が周知されたのは意味があるともいます。
もちろん、今回の報道だけで物事が劇的に変わることはないでしょうが、報道されないよりはされたほうがいいとおもいます。

羽根のような異端児でなければもっと周知できたかもしれません。そのへんは残念感が大きいですがどこかに飼われているわけでもないので忖度のない意見を言えるのは確実にあります。日本開催で日本人がコーチとして帯同しているケースは珍しいのでしょうが、一部のメディアのみが知っているようでしたね。

まあ、そのへんも踏まえどのように思うのも各々の自由です。

ただいま、ラオスで隔離生活中です。
昨日(9月8日)のお昼ころに隔離対象ホテルにはいり2週間の予定です。はじめの5日間は部屋から一歩も出ることが禁止で3食ともルームサービスです。
幸い、メニューから自分で選ぶことができて、フードパンダでの出前や知人からの差し入れはOKです。5日間おきに徐々に制限は軽減されるようです。

ルームサービスの朝食メニュー


こちらは夕食

こんな感じで出てきます。
ホテル自体は5つ星ですよ。


この2週間の隔離が終了すれば東京パラリンピックが全て終わったことになります。

今回、日本へ行って数名の選手やスタッフさんたちと本当に久々に会うことが出来ました。選手としてだいぶ離れていて大会にも参加出来ていなかったので、素直に嬉しかったですね。
余談ですが…選手村のダイニングで羽根に会うとPBが出るとかでないとか…ってうわさになったらしいです(羽根が言いふらしたんですがね…)。


ちょっとまだ色々と考えることもありますし、考え自体もまとまっていないです。
今日はこのへんで失礼します。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
多謝、羽根。