2019年11月30日土曜日

AseanPara Games@Philippines

朝はすっかり冷え込んで、日課の徘徊も半袖では辛くなったので長袖にした今日このごろです。
先日バナナを買ったのですが、そこの店主からあなたは〇〇に住んでるでしょう?
毎朝、自転車を漕いでいますね?私はしってますよ!と。。。

ビックリですね、、、どこで誰が見てるかわかりません、、、
まあ、誰も見てなくてもお天道様はみてますが、、、

と、相変わらず、どーでもいい長い前置きから入りました。

表題のAseanPara Gamesですが2年おきに開催される障害者の東南アジア大会です。
詳しくは↑上記の↑リンク先にてご確認ください。
ラオスや途上国ではオリパラより評価が高い場合もあります。

2年おきですが今回は諸事情でずれ込んで本来なら、2019年中でしたがまあ仕方ないでしょう(健常者の大会は2019年12月に開催)

我々、LPCもそこに向け強化合宿に入ります。
期間は12月2日〜1月15日までの期間(12月2日は建国記念日で休み)。
16日にフィリピンに向け出発です。

1月7日から15日までの帰国と被りました。
中一日で、遠征に。。。
もうこれは、9月の時点で決まってたことなので仕方ないですね。

心配されたKenの腰痛もほぼ回復しました。
帰国後に日本人のPTさんに熱心に見て頂き、驚くべき速さで回復しました。
改めて、PTさんやATさんは重要だと思いました。
(ただ、この分野は口だけ番長が多くてこまってますが、、、)

ドバイの世界選手権を体験しいい機会なので話しました。自己記録更新しても簡単に置いていかれる現状。
選手にもう一段レベルアップしなければ世界では通用せず、Asean地区でも厳しいと。

もう何回も言っていますが、AseanParaのレベルは一気に上がってきました。
前々回の大会であれば、Kone、Kenは優勝争いに絡んでいた記録でした。

現在はPBでようやく決勝に残れて上位争いに加われるレベル。
本人たちもその辺は重々承知で、国際大会に出ている経験が生きています。

日の暮れも早くなり(17時半ころ)練習時間の確保が出来たのはありがたいです。
選手も、AseanParaでメダルが欲しいとも言っています。
なんとか期待に答えたいですね。
そして次回は、義足ランナーが何人誕生しているかも見逃せないポイントです。


意外といいフームで走れてるんですわー笑
#パラの向こう側

本日最後までご覧いただきありがとうございました。
多謝、羽根。

#パラの向こう側

2019年11月24日日曜日

夢の一歩

3週間ぶりに走った後遺症が結構大きく戸惑っています。
そう、Dream projectの始まりです。
(いつのまにかすごいネーミングが付いてました、笑)

11月20〜23日にかけてラオスへ世界一を取った義足(以後、板バネ)のXiborg遠藤謙さんがお越しくださいました。

板バネを切った残りに書いて頂きました。
ADDPで見ることができます。
ラオス脚切断者が走れる日が来ました。



遠藤さん曰く、オリパラより意義のあることがしたい!とのことでこのラオスを選んでくれました。
本来であれば一番敷居の低い走ることが出来ないのは残念でならない。
ならば、それをエンジニアの私(遠藤さん)が解決していこう!と。

ラオスの脚切断者に明るい未来が開けました。

選手候補は男女1名づつ。
男子は順調にソケット作成から板バネまで順調すぎるくらいでした。
女性の方は断端が短く膝も動かずで何も出来ずでした。。。
この女性に対し遠藤さんは非常に悔しいというか辛い思いをしたようです。
事前調査は僕が行ったのですが、完全な僕の調査不足です。
本当に申し訳なかったです。
(遠藤さんは彼女が2月以降にジョギングが出来るように段取りし義足を預けてきた)

男子選手ですが、3年前に受傷。
その間何もやってなかったらしいですが、いきなりスパイクまで行きました!
(受傷前は学校のサッカー代表選手だったらしいです)

当然ですが、板バネの反発が初体験で嬉しいと。
グランドでの試走も疲れるが楽しいほうが勝っていると、セーブするほど。

僕も障害者当事者で障害者陸上に身を置いてますが、このようなプロセスを見るのは初めてです。
当然ですが、遠藤さんも我々にはこの板バネの反発の感触は分からないと。。。

あの嬉しそうな顔をみると嬉しいですね、こっちも。

昨日(23日)の50mを3本計測しました。
最高タイムが6秒09でしたね。
※ (8秒09の間違いです、申し訳ありません!!)
並走したのですが、このまま行けばついて行けないのも時間の問題ですね。
まだまだ改善の余地は山ほどあります。

歴史的一枚!
安定の裸族ですわー笑

幸い、断端周辺の痛みのないようで一安心。
定期練習に参加するまでには、クリアするべきことはまだありますが扉が開いたことは確かです。

ADDPが5分弱の動画を作成して頂きました。(Facebookに飛びます)

本日もご覧いただきありがとうございました!
多謝、羽根。

2019年11月16日土曜日

結果報告

グランドへ行っておらず、一気に美白になった羽根です、笑。
シャワーに美白効果の成分が入っているとかいないとか、、、
(漂白剤は入っていないと思います、笑)

どうでもいい前置きから始まりましたが、、、
ラオス選手のパラ世界選手権@ドバイは終了しました。

結果としては
Kone⇐(これでゴンと読むそうです、ラオス人はKの発音は濁点がついて発音するらしいです)。
T12 100m 11”62(+1.8)予選敗退(予選全参加選手27人中20位)
自己ベスト(PB)の11”81を更新
東京パラの参加標準記録111”50は未達。

過去は常にどこかを痛めていて満足な状態での大会参加は2017年9月のASEANパラ@マレーシア以来、そのときにPBである11”81をマーク。
練習で力を出すことが怖くなっていてそこから抜け出せず。
しっかり裏付けや理由を話すことで全力を出せることに繋がり今回のPB更新。
立派の一言!

Ken(この場合のKは濁点無しでケンでいいそうです、笑)
T13 100m 11”75(+0.8)予選敗退(予選参加全選手19人中14位)
PBはIPC公認は11”78未公認は11”70でした。
(健常者大会などではIPC公認にならない場合が多く、Kenの場合もそれです)
同じく東京パラ参加標準記録は未達。

ラオスで最終練習後に腰痛を訴えてラオスでは鍼治療やPTによるマッサージなども行うが、現地入り後も回復せず。
その後、現地でクレーマージャパンさんのお世話になったのは前回の通りです。
現地で最終調整もままならず、ほぼぶっつけ本番の状態。
そのような状態から僕が怖かったのは怪我でした。
そのような状態でもPBの11”70に肉薄したのは立派でした。
レースをLive放送で見たのですが、走り終わった後は相当痛そうでした。

両選手を総括しますと、今回のこの大会はあくまでも11”50切りでした。
それに向けてギリギリのラインで攻めた練習をしました。
結果、Kenが腰痛を発症させてしまったのは残念ですが、攻めた結果だと思っています。
Koneもほぼ同じ練習内容で見事なPB更新。
両選手ともアベレージは上がりました。
11”50切りを目指すならもう一ランクUPしないとダメでしょう。

東京パラの標準記録突破の最終期限も来年早々にあります。
今後はLPC(ラオスパラリンピック委員会)と相談し、ワイルドカード出場を期待するのか?改めて標準記録突破を目指して大会参加するのか?どうなるかわかりませんが、そこには途上国であるがゆえの問題もあるので我々はその結論に従う以外ありません。

その前に東南アジアパラゲーム(AseanPara Games)が2020年1月にフィリピンで開催されます。
そちらへ向け、選手の体調管理も含め進んで行きます。


 Kenの動画です、1分35秒程度です
Kenの100mの動画、1分36秒程度です。


最後までご覧頂きありがとうございました。
多謝、羽根。

2019年11月14日木曜日

本当にありがたい!

パラ世界選手権@ドバイはラオス選手の競技は終了しました。
結果については、土曜日あたりに詳しく書こうと思っています。

ラオス選手のケンですが、腰の具合が出発前から悪くフライトギリギリまで日本人PTさんに治療してもらいましたが、現地入り後も思うように回復せずでした。

現地視察に行っている株式会社クレーマージャパンの方に連絡をしました。
クレーマージャパンとは日本パラ陸上の公式ユニフォームを提供しています。
ラオスチームもそこへお願いして試合用のユニフォームを特別に作っていただきました。

個人的には岐阜の全スポ(2012年)だったと思うのですが、それからの知り合いです。
Tシャツのデザインが好きで大会へ出店していれば購入していました。

話を戻します、、、
クレーマージャパンの方に選手の腰の具合が悪い、、、と伝えると、後日トレーナー経験のあるスタッフが来るので連絡してみるとのこと。
テーピング道具をわざわざ日本から持ってきていただいて、ケンにマッサージ・テーピングをして頂けました。

ちょっと、感激しすぎて涙腺が崩壊寸前でした。
本当に感謝・感謝・感謝ですよ!
(本当にありがたかったので3回言いました!!)

レース当日まで行ってくださり選手は勿論、現場にいた監督も感謝で一杯でした。
そのおかげでケンも不安なくレースに挑むことができました。

今回の遠征もアギトス財団の全額支援
そして今回、アクシデントでのクレーマージャパンの温かい支援
本当にありがたい以外ないです。

そんな色々な場面で困っていると助けてくれる人が現れる。
皆が頑張っている姿を見ているのかも知れません。

なんか色々な場面で色々な人に助けてもらってるなーって強く思う今日このごろです。

株式会社クレーマージャパンの太田有紀さん!!
本当にありがとうございました!
もちろん、手配などをして頂けた0さんの存在は非常に大きいです!!

クレーマージャパンの太田さん
国際武道大学出身だそうです!
(写真一番左)

是非、選手と東京で会ってあげてください!!
引き続きよろしくお願いいたします!!
多謝、羽根。

2019年11月9日土曜日

いよいよ

いい季節です。
日中も30度程度で湿度も50%程度で一番いい季節を迎えています。
(今日は涼しくてシャツを着てます、笑)
果物長者を夢見て木を植えてるのですが、家畜被害で泣きそうになっている今日このごろです、笑。

さて話題は変わり、パラ世界選手権@ドバイへもラオス選手団は目的地に無事到着し現地での調整に余念がないようです。
気温もラオスとさほど変わらないようです。

競技は10日にゴンの100m予選があります。
持ちタイムでは組最下位です。
彼は標準記録を突破していなくインビテーションでの参加です。
目標は順位ではなくタイムです、東京パラ参加標準記録の11”50ですね。

このT12は常に厳しいです。
ガイドがついてもOKなので(ラオス選手は付きません)9レーンあっても4人で走ります。準決勝・決勝も同じ。決勝で4位以降の順位はあるのか無いのかわかりません。(ずーと前は5−8位決定レースがあった記憶があるのですが定かではありません)

T13のケンも100mで13日です。
こちらは予選・決勝です。
このクラスはガイドは付けられないので9レーンあれば9人で走ります。
ケンは標準記録突破での参加です。
チャンスはあります。
ですが、彼も東京パラの標準記録未達ですので、順位より記録ですね。
腰痛が治りきっていないのが少し不安要素ですが。。。

練習風景など動画が送られてきているのですが、日本選手と一緒にスタートダッシュを行う風景や会って写真などをみていると感慨深いものがありますね。

こうやって少しずつですが世界に向けアピールしていくことは重要です。
もちろんそれに伴う記録や結果は言うまでもありません。

結果は時の運。
肌で感じてほしいですね。
この大会の素晴らしさや規模を。

全てが自身の財産です。

来週のここでは全結果をお伝え出来ると思います。
FacebookTwitterでは随時更新してます)

マンゴーの木なんですが保護網を外そうと
少しづつ外していたのですが…
見事にやられましたね、泣
ですので、再度網で囲いました。

本日もご覧頂きありがとうございました。
多謝、羽根。

2019年11月2日土曜日

旅立ちました

朝はすっかり冷え込んできてます。
毎朝の日課として自転車で約4Km弱のUpDownのある未舗装道路を徘徊してます。
ちょうど、お坊さんたちがこれまた毎朝の日課の托鉢へ向かうタイミングと重なります。
半袖半ズボンで自転車ですれ違うと、数人がほくそ笑んでます、、、
想像するに寒そうだなぁー。。。と。。。

まあ、毎度のことですが、どーでもいいことから始まりました。

本日の13時半ころの飛行機でスワンナプーム経由でドバイへ向かいました。
行きも帰りも乗り換えが3時間程度あるので、まず問題ないでしょう。
ラオス人はタイ語ならほぼ完璧に理解できるので!

ゴンについてはここ最近にないくらいの調子の良さですね。
毎試合、どこか痛めていたのですがそれもなく本人も嬉しそうでした。

ケンが最後の最後で腰痛を訴えてきました。
最後の最後で僕が少し見誤ったのかも知れません。
鍼に通い懸命に治療。
そして、日本からPTさんが来てくれていたので本日、出発までの時間にマッサージを行ってくれました(両人に)。
本人曰く、だいぶ良くなってきてるとのことです。

いやー、ありがたいです。本当に。
幾度となく助けてもらってます。
こういう人にちゃんとした報酬があれば僕も嬉しいのですが、、、
何とか今後に繋げたいですね。

今回はすべてやりきりました。
コーチの言葉として良くないのですが、結果はどうでもいいですわー。
本人たち、本当に頑張りましたわー。


選手の頑張りが見て取れたので食費補助や交通費を強く訴え続けて予算確保できたのも大きいと思います。
その辺も含めてやりきった感で一杯です。

極端な話、この大会でコーチ終了してもいいくらいです。
大事なことなので繰り返しますが(笑)、コーチの発言としてはダメですね。

トップを目指していた選手時代以降、久々の感覚です。
こんな体験はそう出来るもんじゃないです。

ありがたいです!

そんなこんなで、ラオス選手ケンの腰痛が治まってなかったら誰かテーピングの一本でも貼ってあげてください!

ラオス選手T12,13は11,12,13日です。
ご声援、よろしくお願いいたします。

この3人で大会参加です。
英語能力が不安です。
みなさんの温かいご支援よろしくお願いいたします、笑

本日もご覧頂きありがとうございました。
多謝、羽根。