2018年8月25日土曜日

少数精鋭?!

アジア大会、陸上も始まり男子マラソンは金メダルでしたね。
32年ぶりらしいですね。
ジャカルタの詳しい気候は分かりませんが、東南アジアですのでマラソンを走る人は大変だということは想像に難しくありません。

ということで、ご存知でしょうが我々障害組も健常者大会終了後に同じ開催地でアジアパラとして行われます。
昨日、アジアパラ参加者全員で現在行われている強化合宿や今後の予定や注意点などの伝達事項があり、僕も参加してきました。

少数精鋭?!

選手としては、参加が叶わなかった大会にコーチとして参加できる喜びを噛み締めながら。
選考も厳しく行ったようです。
結果をみてもそれが伺えます。
陸上競技も当初、ラオス人コーチが漏れていたのですが、彼は今後ラオス陸上界にとって重要な1人であるから僕を削っても参加させるべきだ!!と熱弁し受け入れてくれました。

昨日も、局長から“メダル”“メダル”が連呼されました。
大変なプレッシャーです、笑。
先進国へ最貧国が挑みますよ。
物がなくても工夫で補えるという、我々の人生そのものです。
(無いものを嘆くより有るものを最大限に活かす)

本日もご覧頂きありがとうございます。
多謝、羽根。

2018年8月18日土曜日

残したくないもの

アジア大会も始まろうとしています。
ラオスの健常者組も参加します。
どこかで見かけたら応援お願いしますね。

僕の戦略の一つで、アジア・ランキングを選手に渡しています。
当然、ランキング外から選手が来ることも伝えてあります。
大事なことは、現在のレベルを知り何が不足しているかを知ることです。
ランキングを知ることで、油断が出来るという考え方もあるでしょう。
我々は挑戦者です。
もちろん、失うものは何もありません。

僕が選手時代(今もそうですが…笑)欲しいと思ったことは提供したいと思っています。
当然、全ては出来ません。(品物を与えることではない)

与える事で思考能力を奪うことにも繋がりかねません。

今回の大会は、担当省庁と我々の温度差が気になりますね。
パラリンピックや今回のアジアパラの規模・レベルを知らない人もいるという背景もありますが…
初の国際舞台なんですがね………

温度を上げられない我々の責任でもあります。
現況を嘆いても仕方ないです。

悔いを残さぬように、与えられた場所で出来る限り精一杯やりますよ。


「ほうき」
悔いのないように使い切りました、笑

「歯ブラシ」
ここまで使えば悔いはありません!笑
正解がない世界です。

ただただ、自分を信じて…

可能性は無限大、、、

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多謝、羽根。

2018年8月11日土曜日

むち打ってます

最近、アボカドの美味しさに目覚めました。
まあ、今更ですがね、、、
食べる機会がありませんでした。

1Kg=25,000kip
写真だと3つ位
アジアパラ@ジャカルタへ向け強化合宿に入っています。
とは言うものの、何かが変わった訳でもなく練習時間が増えただけです。
ですが、ジム・プール・競技場を借りられるように依頼中です。
競技場は片道16km位離れた場所にあるので、通うのが容易ではないのがネックです。
この競技場であれば、人はほとんどいないので専用使用に近い状態です。
やっぱり、余分な心配をせずに走れる状況は必要ですね。

代表選手は3名。(男2、女1)
男2人は実力が拮抗しているので、いいパートナーです。
また、ラオス人コーチも11秒前半の走力なのでいい感じで引っ張ってもらってます。

問題は女1人なので、単独走だと記録に結びつきにくい。。。
うーん、考えましたね。
ハイ、引っ張ってます。
彼女の実力は14秒後半です。
僕は約7,80%で走ってちょうどいいです。
スタンディング、スパイク着用で100mを自分計測したら、13秒後半でした。

週に5日間、全て引っ張る訳ではないですが、それなりにキツイです、笑。
跳躍練習だと週5は出来ませんが、なんとか今週は身体がもってくれました。
自分の身体が先に壊れるか?スパイクが先か?と考えていた矢先…
経年劣化も当然ありますが、選手のお下がりですからね。
ここまで履けば未練はもうないですね、笑。
履きやすくて好きなスパイクでした
次はこれですが、先日つま先が剥がれて今回で修理3回目ですね。
ピンの配列が好みです
果たして…笑。


本日もご覧頂きありがとうございます。
多謝、羽根。

2018年8月4日土曜日

アジアパラゲーム出場決定!!

Asia Para Gamesにラオス陸上チームの参戦が決まりました!
今年の10月にインドネシアのジャカルタで開催です。
正式にLaos Paralympic Committee(以後、LPC)からADDP経由で報告を貰いました!
3名(男2,女1)です。
僕もコーチとして帯同が許可されました。
陸上の他にも、「水泳」「パワーリフティング」「ゴールボール(女子)」の4競技です。

ここまで、本当に苦労しました。
IPC
APCへのオンライン登録や連絡など全くの未経験。
事務方さんは本当に大変な業務だったと思われます。
本当に心から感謝します。

僕も、この大会を逃すと2020東京大会への道がほぼ閉ざされるので、事の重要性を理解してもらうために必死で騒ぎ立てました。
うるさいやつだ!と思われたでしょうねー笑。

その後、関係者が担当省庁へ呼ばれてのミーティング。
ラオスらしいなーと再認識した出来事が…。
落選した選手への気配りを忘れずにしてください!と。
恐らく、ラオス障害者スポーツ界始まって以来の選抜だと思います。
(
今までは、希望すればほとんどが参加できた。Asean Para Gameなど)
競技人口が増えれば競争になるのは必須です。
今後の国内大会でも選考が入るとも言っていました。
この国民性だと辛い出来事なのは想像が出来ます。

ただ、参加するのにも大事な国の税金を使って参加するので選考があるのも理解するようにと監督からも話がありました。


監督が落選選手へ伝言後の一枚
なんとか2020東京への道は繋がりました。
ようやく国際舞台へ踏み出せました。
ここからがスタートです。


T12 100,200m Kone選手
T13 100,200m Ken選手
Kone選手の弟
T13 100、400m S'phone選手

選手情報は、Laos Para Athletics Clubのホームページでご確認ください。
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