今のラオスは一番いい季節だと思います。
朝は半袖半ズボンだと肌寒さを感じる20度前後。
最高気温は30度前後で、日陰で風があると多少肌寒くさえ感じる程度。
日差しは強いが、気持ちよく日なたにいられます。
新たに選手が加入してくれるかもしれません。
右腕上肢欠損なので46クラスです。事前情報ですと、ロードレーサーで30歳オーバーで脚の筋肉が発達しているとのことでした。一週間くらい前に練習に来るとのことでしたが、自転車の大会でタイへ行っていたようで先日ようやく練習へ来てくれました。
僕と同じような箇所からの離断で欠損です。走る距離はどれが好きかと質問すると短距離とのこと。タイムを尋ねるも、未計測だが13〜14秒程度ではないか?とのことでした。バスケットも多少の経験があるようで、バネもありそうですので今後に期待ですね。
少しだけドリルを行ってもらい、足の設置場所などについて説明していると、選手が上手く言葉の面でフォローしてくれました。どうも、文法やイントネーションがバラバラで初めて話す人には通じないようです。選手の説明を横で見て聞いていましたが、ちゃんと理解していて、相手に上手く伝わっているのがわかりました。彼は目で見ることが出来るので、手本を示せば理解度も深まると思います。
*イントネーションの具体例は「スー」という言葉は「買う」「名前」「真っ直ぐ」の三種類の意味があり、それぞれイントネーションを変えて使い分けている。
当時の語学力でよく選手にここまで伝えることが出来たな〜と改めて思いました。(今でもまだまだ未熟ですが…)
そして、改めて思ったことが…欠損の人を見ていると、やはり腕を残して良かったと改めて思いました。今現在も、腕があると邪魔だと思うことも多々あります。でも、動かない腕でもあると出来ることがあるんです。確かに後から理論で、現在、出来ていることが出来なくなることに対してのデメリットは最大限に強調されます。当時、腕を落としてくださいと何回も訴えたことや、当時の先生の顔が思い出されます(主治医ではなく精神科の先生でした)。
少し脱線しました。
少しずつですが僕が現地で行っていることが認知されつつあるように思えます。障害者の方々が張り合いを持って生活できることの一助に繋がればうれしです。今後の課題としては、僕がいなくても現地の人で全て上手く回って行くことが出来るようになって欲しいです。いつ病気などで戦線離脱するかも分かりません。あくまでも主役は現地の方々。
土曜日の夜便で日本へ向かいます。寒いんだろうね…。
本日もご覧いただきありがとうございました。
多謝、羽根。
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