2014年6月13日金曜日

11年

久々の晴天に恵まれました。
雲一つない天気です。

風も多少、強めで気持ちがいいです。

この天気が続いていれば、暑い、乾燥、雨不足とか愚痴の一つも出そうですが…

陰があるから陽がある…
登り坂があるから下り坂がある…

と言った所でしょうか…。

さて、表題の11年ですが…
察しのいい方ならお分かりかも知れませんが…

そう、左腕を切断し、再接着に成功したのが2003年6月12日でした。
あっという間の11年が終え、新たな年を迎えることが出来ます。

本当に様々な事がありました。
特に今年は、離婚を経験しました。

37歳で障害者になったわけですが、人生、半分半分の感じですね。
前半は健常者。後半は障害者。
まぁ、この順序は入れ替わる事は不可能に近いと思いますが…

とてもいい11年だったと思いますよ。
強がりではなく…。

前記してますが、離婚して何だ!!と言う人もいるかも知れませんが、何が良くて、悪いと言うのは人それぞれであって自分自身が決めていい事だと思っています。

ここ最近、不条理、理不尽の多さを痛感しています。
思うに、障害者になり価値観が変わってきたせいでもあるように感じます。

健常者と障害者を日替わりや、年で変わると言う事は不可能なので、障害者になり価値観の変化と言うのが正解かは一概には言えませんが…

不条理、理不尽さを痛感出来るように成った事は非常に大きい気がします。
確かに、不条理、理不尽さを感じると、とてつもない焦燥感と言うか、無力さと言うか、とても辛い気持ちになる事は事実です。

ですが、この辺が重要な気がしています。
前記していますが、「陰」を知ることで「陽」が生きてくる。

長雨後の晴天。
引き立ちますよね。

そんな感じです。

あと、目標を持つ大切さ。
目標は、パラリンピックの出場です。
残念ながら目標は達成出来ませんでした。

結果だけを見れば残念ですが、そこを目指すことが出来た、努力した事が非常に尊い経験です。
普通に会社員をやっていれば見えない世界です。

でも、その時間を無駄だと思う人も当然いるでしょう。
人それぞれです。

僕の場合は、目標を達成することは出来ませんでしたが、そこまで行く過程で枝葉に分かれました。
目標に向かっていく過程でその他の道も開けてきました。
マスターズ陸上です。
健常者の中に入るのは非常に勇気が要りましたが、入ってみると何ら変わることのない世界でした。

試合等で海外遠征も経験し、トラブル、不具合も体験できました。
このイレギュラー的な経験で、すっかり海外の魅力に取り付かれました。

本当に一つの事から枝葉に分かれて素晴らしい世界が見られるようになったのです。

僕の場合は陸上競技でしたが、何でもいいと思います。
一つの事に夢中になり突き進み極めようと努力する。

結果はほとんど場合、報われません。
ですが、そこまでのプロセス、枝葉等、見えない世界が広がっている事は事実です。

それぞれの立ち居地、置かれた立場に違いはあるでしょう。
ですが、各々の場所で目標を持ち輝けるように努力していけば充実した人生がおくれると思いますよ。
好きな言葉のQOLの充実を実践して行きますよ…

写真は枝葉で分かれた事の一つでユニホームを特別注文した物です。
(まだ、作成中でここの読者限定公開です)



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