2017年7月1日土曜日

明と暗

雨期が相変わらず続いているラオス・ヴィエンチャン地方です。
幸い、練習時間帯には大した雨もなくなんとか順調に練習できています。

部屋の裏は相変わらず工事中ですが、作業場には常に大音量の音楽と騒音。
現在は支柱を立てていて、コンクリートを流し込んでいますが、土台に水が常に張っているのですが、コンクリートはちゃんと固まるのでしょうか?コンクリートも手で練っています。

余計な心配かもしれませんが、非常に気になる事案の一つです。

さて、話はラオス障害者陸上部へ
昨日(30日)は恒例のタイムトライアル(TT)。
今回は200mにしました。

通常は、グランドは無秩序でそれぞれが思い思いに運動しています。(ここではグランドの使用方法については問わないことにします)
昨日は、幸運なことにグランドでイベントがあるようで運動に来る人も少なくラッキーな日でした。それでも、時間の経過と共に運動する人は増えて来ましたが、声かけなどでなんとか制御できる範囲で終えることができました。

普段は100mの直線を取るのが精一杯です。それでも常に見張っていないと危険です。
この辺は、我々の基準や感覚が違うので、良い悪いは問えません。

そんなこんなで200mができました!
始める前は、僕が一番緊張しました。
僕の方程式だと今までの練習で200mも走れます。
ただ、ラオスでは試していないので非常にドキドキしました。

結果は、全員自己記録更新でした!
T12:Kone 25.25→24.29
T13:Ken   26.12→25.37
T13(W):S’phone 33.37→31.42

前回のシンガポール大会で換算すると
T12は決勝で4位
T13は実施なし
女子T13は2位相当です。

女子は100mでも2位相当の記録です。
あくまでも前大会での参考ですから、全てを鵜呑みにするわけにも行きませんが目安にはなると思います。選手自身の自信に結びつくはずです。当然、地元開催のマレーシアも強化して来るのは当然だと思いますし、他のアセアン各国も同じでしょう。(マレーシアはもともと強いです)
選手もシンガポール大会のリザルドを持っているので、ここからは油断がキーワードになるような気がします。

これとは逆に、中距離組が元気がありません。
2名なのですがリハビリ・メニュー中です。

以前、カウンターパートナーと担当種目のデマケを明確化したと報告しました。
選手へ練習内容などはどうなっているかと質問すると、お互いが納得して選手主導で練習して良いことになっていると聞きました。
なので、選手へ任していたのですが、選手は予定はなく思い思いの練習を…
まだまだ、練習内容を組み立てられるレベルではないです。

デマケを明確にしたとはいえ、完全に僕のミスですね。
ですので、話をしてカウンターパートナーが来ない時はちゃんと指示を出すことで納得してもらいました。

なかなか専用使用的な使い方ができないグランドや、様々な悪条件もあり一筋縄ではいかないでしょう。
できる範囲で精一杯頑張って行きます。


短距離組
写真右のKenは24秒台が出ると思っていたらしく残念感が強くあまり
喜んでいなかったのですが、無理やり笑顔を作ってもらいました。
中距離組
あまり乗り気ではなかったのですが、こちらも無理言って写真に収まってもらいました。

今回は短距離組の笑顔が見られましたが、次回は中距離組ですね。

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

多謝、羽根。

0 件のコメント:

コメントを投稿