2013年4月8日月曜日

歩む


爆弾低気圧に襲われた週末でしたが
この辺は幸いな事に、被害は見受けられません。

週末は、ホームグランドで練習できました。
強風に見舞われましたが、追風を上手く掴めて
坂道を下っている感覚をもらえました。

走るに余裕が生まれた為でしょうか?
気付きがありました。

三段跳ですが…。
右腕の使い方です。
今までも使っているつもりではあったのですが
今回の気付きを体験すると、今までは使われていたんだな…と。

当然、気付き初めなので技術的にはまだまですが、
精査して行けば良い方向に行く事でしょう。

新たな気付きや発見が見つかると言う事は楽しいですよ。
例え、試行錯誤して違ったとしても、それはそれでいいと僕は思います。

考える事で気付きや発見があり実践する。
正解であれば当然喜ばしいが、間違ったとしてもそれを実践できる喜び。
当然、一気に答えが出るわけもなく、試行錯誤し、悩み、苦しみ、泣きたくもなります。

その延長で、正解、不正解が出るわけですが、プロセスが重要です。
試行錯誤し求めようとする事自体が尊いと。

僕の例で言いますと…
僕は障害者陸上競技者で46クラスと言うカテゴリーです。
全世界には相当数人数がいますが、専行している
三段跳、走幅跳になるとだいぶ人数がすくなくなります。

そのなかで僕はオッサンです。
ここ最近ですが、障害者の団体でもマスターズのランキングが出来ました。
健常者のマスターズと年齢区分分けは同じで5歳刻みです。

僕は障害クラスは46で、マスターズクラスは45と言う事になります。

三段跳、走幅跳の46の45クラスでは僕は1位です。
とは言うものの、他に人がいません。1/1と言う事です。

この1/1については様々な意見があるでしょう。
現に僕自身も1/1で何の意味があるの?って思った事もあります。

ですが、誰も挑戦すら出来ないカテゴリーなのでは?と…。
年齢制限なしだと僕は世界ランキングだと30位以内程度です。

オッサンが挑む訳です。

健常者の世界に置き換えると、マスターズの選手がオリンピック選手に挑んでいる。
と言うと分かりやすいかもしれません。

まぁ、健常者と障害者では世界が違うよ。と一蹴される方もいるでしょうが…。

少し話がそれましたが…

1/1であると言う事は、誰もその世界を知らないと言う事です。
未知の世界と言ったら大袈裟かもしれませんが、歩んだ事のない道です。

その道を歩む権利があると言う事。
誰もが歩めない道です。

素晴らしいと思います。
歩む権利を頂けたこと。

正解が分からない世界。
そもそも、正解があるのかないのかも分からない世界。

逆を言うと、自分のものさしが正解になると言う事も。

今後、僕のカテゴリーに誰も居なければ、1位の意味がありません。
が、僕はこの意味のない挑戦をこころ意気に感じています。

だれも来なくても、僕は挑む道は沢山あります。

幸せな事ですよ。
目指す道がある事って…。

厳しく、辛く、泣きそうになりながら
楽しみますよ。

歩めるみちを。。。

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