2021年1月18日月曜日

事情

冬が続いています。
最低気温が低い(9〜12℃)程度はまだ我慢できるんですが、最高気温の22℃の曇りだとキツイですね。
晴れていての24℃なら全然OKなんですが…
まあ、こちらの都合に天気が合わせるはずもなく…


さて、ラオスの住宅建設についてを少し。
個人的な感想なんですが住宅が結構強いんですね。
確かに地震は無い、と言われていますが地震計がなく揺れても地震とわからない人が大半です。
だいぶ前に結構大きめな震度3強があったのですが、この揺れは何だ?この家だけ揺れているのか?とか真剣に聞くのである意味、スゴイなーと思いました。


まあ、それはいいとして、笑。
古い家は道路から下がって土地がありそのまま家を立てている場合が多いんですね(家のGLが低い)。
なので雨期になると家まで床下上浸水に見舞われます。
コンクリートで庭を固めていると余計に酷いですね。
中にはポンプで汲み出している家も見かけます。
大々的に一度家を壊して新たに作り直している家も見受けられます。


そんな反省からでしょうが、最近は土地も含めGL(地面盤)を嵩上げします。
土地も嵩上げし、家の基礎も嵩上げするので完成時は古い家と比べると0.5階くらい高いです。

ただ、基礎の部分なんですがベタ基礎なんですが洗い砂をベタ基礎に入れて床の部分はコンクリートで固める。
床下が無い状態ですね、笑。
洗い砂なんで固まりませんので雨で流れないのかすごく心配なんですよね。。。
日本だとコンクリートを流しこみ鉄筋を入れると思うのですが…
まあ、地震があるないで基礎も変わるのは承知ですが…


家はほとんどが3匹の子豚の話じゃありませんが、レンガ造りです。
柱を最初に立ててその柱と柱の間にレンガを積んでいく、という工法です。
そのレンガの表面をモルタルで覆い色を塗る、という感じです。
鉄筋は入りませんね…


個人的にはレンガそのものの風合いを活かせばいいのにと思うんですが、レンガ積みが雑なんです、笑。
モルタルで隠せば分からない…


まあ、バリアも思いっきりあるし、そこまでの考えもまだまだないのでしょう。
日本でもやれバリアフリーとか言い出したのはここ数年ですもんね。

ただ、天井はすごく高い。
3M以上で4M近くある。


窓枠は木枠がメインで網戸は無い、笑。
が、調度品などはいい木を使っていて手彫りの模様が施されている。
床はコンクリートなんでその下の洗い砂が流れなければびくともしない。
(ただ、冷えると超寒い)


ASEAN最貧国の割には断水・停電は少ないかな?と思います。
ただ、部落によっては電気が弱くクーラーの効きが悪い、という話は聞きます。
ネットは遅く雨が降るとそれに輪をかけて遅くなります…
4Gも繋がっているようですが、3Gであれだけ遅いと4Gでもさほど変わるようには思えないんですよね…

土地のGLは変わってませんが基礎は嵩上げしてますね。
柱と柱の間にレンガを積んでいきます。
窓枠は木枠ですね。



と、生活の感じをつらつらと書いてみました。

本日もご覧いただきありがとうございます。
多謝、羽根.



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