2021年4月6日火曜日

お布施(喜捨)

いよいよラオス正月ですね。
気温も高めですが37℃程度です。
先日、結構な雨が振り一時的に気温も下がったのですが暑さ・蒸し暑さも復活してきました。
結構、身体もバテバテです。

前回、お布施について書こうと思ったのですが長くなるので次回と書きました。
ですので今回約束通り書きます、笑。


内容的にはお布施含め南伝仏教、初期仏教についてです。
*日本の大乗(北伝)仏教とは全く異なるのでご注意を*
東南アジアの南伝仏教、初期仏教やお布施について興味があれば調べてください。南伝仏教や初期仏教で検索すればすぐヒットすると思います。


以前は臨時収入があった際にお寺へ行きお布施していました。
それが、今はお坊さんが朝6時〜7時ころに托鉢へ来るのでそれに合わせてお布施(喜捨)することにしました。
はい、毎日です。
雨が降ったらどうするか?とか色々な問題も出るでしょうがその時々に考えましょう。

日本では托鉢って馴染みが薄いですよね。
羽根も大昔に浅草(もしくは上野)あたりでお坊さんが立ってお経を唱えてお布施を待っている姿を見た記憶があります。

ラオスやタイではそれとは違い、朝に歩いて村を回りお布施を頂きに歩きます。
そもそも、お布施とはお坊さんたち自身の食事をもらうことです。
ラオスやタイのお坊さんたちは午後以降に食事をすることはダメらしいですので、この朝の托鉢で朝と昼のご飯を調達しに行くわけです。

お坊さんは一切仕事をしてお金を稼ぐという行為や殺生も一切ダメなので料理も出来ません。ですが、そうなると食べるものが無くなってしまうので、調理済みならOKということです。ですので頂いた物で調理済みであれば肉でも魚でも何でも食べてOKです。

とはいえ、そればかりだとお坊さんも大変なのでそれぞれ思考して喜捨しています。お水、果物(カット済み)、牛乳、お菓子、電化製品(大型は配達しますがお坊さんが持てる範囲なら持って行きます)なども喜捨していますね。

お坊さんの時間はある程度は読めますが、人数などはその日によって変わります。
例えば、用意した喜捨分が無くなったらどうしよう…余ったらどうしよう…とか結構悩んだんですが、足りなければ仕方ない、余ったら持って帰ってもOKだし、最後の人に全部渡してもOKです。

ただ、長ズボンは必須です(色柄は何でもOK)。
上着はTシャツでもOK(流石にタンクトップはNG)。
できればお布施の前に身を清める(シャワーでOK)と尚更いいです。


詳しいことは省きますが人々はお坊さんに対してお布施(喜捨)し功徳を積む、お坊さんたちは村人から恵みを頂く。
相互関係が上手く成り立っています。

でもね、お坊さんが最後にお経を唱えるんですがあれってお礼じゃないんですよね。お坊さんからのお布施なんですよ。
お坊さんも喜捨を頂く際には頭を下げませんよ。
なので我々もお坊さんから感謝されたいとかの気持ちは持ってはいけません。
見返りを求めると取引ですからね。
見返りを求めないことが本当の慈悲ですね。


ことの始まりは、色々と律して生活している方々を応援したいという気持ちが大きかったのですが、色々と本を読みすすめるにつれてお布施(喜捨)するのであれば本来の意味を理解したほうが様々な方々への慈悲につながるということで考え方も改めました。

こんな感じで毎朝お布施してます。




まだまだ勉強不足ですので詳しくは書けませんのでこの辺にしておきます。
間違って解釈している部分もあるかも知れませんが、見つかり次第お教えいただければありがたいです。


本日もご覧頂きありがとございました。
”生きとし生けるものが幸せでありますように”
多謝、羽根。


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