脱衣所と風呂の境の扉のガラスのようなあの板である。
我が家のその扉は全部で4枚のアクリル板があり、そのうちの下の一枚が割れていた。
まぁ、割れた経緯は割愛するとしよう。
それを、ガムテープで修正していた。
修正とは言うものの、やはりテープである。
水には当然勝てない。
となると、扉の掃除もおろそかと言うか、極々簡単にならざる得ない。
そう、力を入れるとバラバラになるし、上手く洗えたとしても水を掛けると…。
一部分が悪いせいで、全体も同じように掃除が出来なかった。
先日の平日休みで、運よくそのアクリル板を交換できた。
改めて見つめた。
結構、扉自体、付属部分が汚れていた。
交換できたので、バラバラ、水漏れの心配がなくなり、しっかり洗う事が出来た。
とは言うものの、おろそかになっていた期間が結構あり、一気には綺麗にはならない。
徐々に綺麗にしていくしかないだろう…。
そこで、フッと頭をよぎった事が…。
身体と一緒だな…と。
身体のどこか一部分が痛いと全体に影響する。
そこをかばう事により、様々な悪影響が出る。
この辺の感覚は運動選手なら理解できるだろう。
初めのうちは、騙す事も容易であるが、かばうことでおかしな動きが身に付くと大変で
それを元に戻すとなると、大変な労力が必要となる。
気が付けばまだいい方で、知らず知らずに、痛まないような動きが正解と感じてくるとどうしようもない。
まぁ、逆手にとって飛躍出来る可能性も否定は出来ないが、極まれであろう。
今回は、風呂の扉のアクリル板から改めて、修理の大事さを再認識出来た。
それを、身体にフィードバック出来るようになり
自分的に少しは内面的に少し成長出来たような感じがした。
初めは小さな事でも、打つべく手を間違えたり、手遅れになる前に対処の重要さを
再認識できた、貴重な体験でした。
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