2013年10月22日火曜日

プレゼン

先週末19日の土曜日に行ってきました。
中央大学、後楽園キャンパス。

高卒の僕には貴重な体験です。

東京経済政策研究会(TSEP)は、日本経済をもっと元気にしたい、経済を掘り下げて勉強したいという方のための会の東京経済政策研究会(TSEP)
為末大さんが運営する団体「アスリートソサエティ
との合同での勉強会に参加してきました。


「2020年東京五輪に向けて ~その意義と効果は?~」についてです。

前半は、為末さんの公演や質疑応答。

この辺りですでにだいぶ雰囲気が違う感じで、今回はかなり厳しいな~
と思っていました。

後半戦は会場を変えてのディスカッションへ。
8班にに分かれて各班意見を出し合います。

お題は
「日本らしさが表れ、かつ2020年以降の日本の価値向上に繋がる」

という視点で東京五輪のスローガンを考え、そうするための政策の
アイデアを2つ考案する…でした。

僕は1班になり、4人のグループでした。
個人的には進行役がいないと厳しいかな~と思っていましたが、無事に付いてくださり
進行していきました。

進行役の方の上手い仕切りで各人が思い思いの意見を述べることが出来て
上手く意見を引き出し技術など、さすがだな~と感心しきりでした。

この辺りから徐々に思っていた場違い感は薄れていき、自由に意見を述べることが出来ていました。

みなさん、活発な意見交換をしそれぞれの立場から面白い意見を聞けることが出来ました。
印象に残ったのは、国歌斉唱で誰が歌うのか?の議論。

当然人気投票になります。
そこでの意見で、人間ではなく、機械で歌わせたら?と…。
非常にすばらしい観点と唸りました。
(余談ですが、僕は矢沢永吉を押したのは当然です。)

徐々に議論も時間が迫り、スローガンの設定。

☆車椅子一人で行ける日本。
 (観光立国日本・技術力日本のアピール・おもてなし日本)
 ・車椅子が乗ることが出来るエスカレーター。
 ・バスの乗車、降車も人力ではなくボタン一つで。
 ・エスカレーターの動力は水力を。
 ・ホテルで介護ロボットの常駐でホテル内の介助者不要。
 ・観光国とし各交番に通訳、ボランティアの常駐。

☆買い物ついでにスポーツ観戦。
 ・ショッピングモール内に競技場の建設。
  その競技場で様々な方々が競技や練習、運動会、遊びを行っている。
  
 例えば…
  100歳のマスターズの方、棒高跳びの選手、小学校の運動会、スカシュ、バスケetc・・
  などを見ることが簡単、買い物ついでに見れて
  親近感も沸き、生涯スポーツに繋がる。
  ショップも併設されていて、有名選手が使用モデルの販売。

上記の2点に絞りプレゼン者の選考に…。
車椅子の案を出したのが僕なので他に適任者がいないと…みなさん。

この辺の視点は健常者にはない視点だと…。
一度は辞退しましたが、内容を勘案し引き受けました。

持ち時間は全ての班2分。

僕らの進行役の方が全体の進行役でもあるという幸運に。
作戦で、通常は1班からの発表ですが8班からに…。

上記の内容を2分は厳しいです。
ですが、条件はみんな同じです。

一番最後という順番にも恵まれ、なんと優勝できました。
喋りでは全然敵いませんでしたが、伝わり方が違ったようです。

視点もやはり健常者にはない視点だと…。

こんな経験は出来ませんね。
あのグループ、ファシリテーターの方々だから出来た優勝ですね。
班が違っていたら結果、意見も違っていたでしょう。

こう考えると本当に縁ですね。

何か、なるべくして、参加し、なるべく班になり答えが出た…。って感じです。

優勝商品は主催者の「ふせん」だったのですが
急遽、為末さんが履いていたシューズを提供して頂けました。

班にスポーツは嫌いで五輪も興味がないが、為末さんが好きという方がいましたので
貰っていただけないか?とお願いすると数回後に貰って頂けました。

これだけ好きな人の所にシューズも収まり喜んでると思います。

今回は本当に場違いと強く感じ、くじけそうになりましたが、みんな役割分担が違うだけで
みんな同じ人間だと再認識できました。

得て不得手があるのは当然なんですよね。

物事に意味のない事はないとも再認識した日でした。

                      為末さん提供のシューズ

                プレゼンの様子 

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